2017/03/24 23:47
ベーシストのみなさん、こんにちわ!
本日はNUDE CABLEのハンダについてお話します。
ハンダの量や付け方でトーンの傾向が変わる事をご存知な方は多いと思います。
本当にハンダで変わるんです。
私たちも開発当初、ハンダの種類や量での変化に悩まされ、様々な種類のハンダ材を試しました。
今、そこに費やした時間と手間を思い出すと「アホなんじゃないか」と思います。
(その時は必死でした。。。)
そして結局は業者さんにオリジナルのハンダ材を頼んでしまいました(笑)
前述したように、ハンダの量でも音は変わってしまいます。
その問題を解決する為、写真のように予め0.07~0.09グラムに切り分けて組み立て作業に使います。
で、付けるとこんな感じです。

ケーブルを作った事がある方なら、きっと
「こんな少しの量で出来るの?」
と、思われるかもしれませんね。
ハンダの付け方も研究を重ね、現在のスタイルに辿り着きました。
ちなみに「ハンダが外れちゃった!」という修理は2009年以来、未だに一件もありません。
でもここまで追い込んだのは私ひとりではありません。
当時、スタッフとして一緒にヌードケーブルの開発、製造に携わってくれた佐田幸弘氏(現50UP☆SOUND代表)が時間を惜しまずにトライ&エラーを繰り返してくれた賜物なのです。
サウンド、耐久性、どちらもプロの現場では大切なファクターです。
その為に、NUDE CABLEはたった0.1グラム未満のハンダにも手間を掛けて製作しております。
(だから沢山作れなくっても大目に見て下さい!)
7mでも5m並みのサウンドが出る秘密は、こんなところも影響しているのです♪