2017/05/28 00:13
みなさん、こんにちわ!
最近、材料の仕入で秋葉原に行くと、どう見てもテックさんやローディーさんとおぼしき方々がたくさん。
みなさま線材やらジャックやらを大量に購入されている姿を拝見すると、「ああ、もうすぐ夏本番だわー」と感じます。
ステージ方のみなさま、お互い頑張りましょうね♪
と言う前振りから、今回はこれから始まる野外フェス対策についてお話してみます。
みなさん、きっと感じた事がある筈です。
最後の曲の演奏中、ステージから見える「動き」に心が折れそう。。。
ですよね(涙)
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現代のSRシステムは、いろいろな問題をもクリアしなければいけないので大変なんです。
いわゆる騒音基準の100デシベル問題。
突破するとペナルティになっちゃう会場も多々ありますよね。
それとフェスでの音被りを防ぐために、途中で音がおじぎするように工夫されています。
そして作業性アップの為のデジタルミキサー。
全て現代日本の野外ライブでは必要なことです。
ただ、これらの環境保持と引き換えに、「音の密度」が昔に比べると薄くなってしまうのは否めません。
(感覚的な話ですいません)
そして密度が薄くなると、外音が吹かれて揺れちゃうんです。
ステージの上だと意外と分からないのですが、外だとよーくわかります。
外音が吹かれて揺れるタイミングは、曲のBPMとは全く関係ないので、本当に困ります。
ミキサーさんは、本当に大変なんです。
みなさま、最大限の感謝をよろしくお願いします!
みなさま、最大限の感謝をよろしくお願いします!
そして外音が吹かれまくると、バンドの出来不出来に関係なく、冒頭に書きました「景色」に影響が。。。。
その結果、演者の心から微妙に「ポキッ」って音が聞こえる様な聞こえない様な。。。。
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現代のSR環境で「吹かれ」を完璧に防ぐことは出来ません。
ただ、「改善」することは出来ます。
外音の吹かれは、高い周波数の方から激しく揺れていく傾向があります。
というか、揺れ易いですね。
ギターのみならずベースの音作りも、年齢の若いアーティストは「高域の倍音が多い」傾向があります。
キャリアの長いアーティストの音の重心が低い、と感じるのと同じ意味だと思って下さい。
高音域の不要な倍音を抑制することで、オーディエンスは無意識に心地よくなっていきます。
ベテランアーティストのステージでよく見られる傾向ですが、
オーディエンスは激しく揺れたりしないのに、最後の一音までしっかりと向き合う人が多いのは、このような理由もあると思います。
以上の事から、本来は不要な高音域の纏わり付いてくる倍音を抑制することで、会場はもっとピースになるでしょう。
ではどのようにそれを減らすか?
何が発生源なのか?
一番は演者のピッキングとミュートでしょう。
次に電源廻り。
ここを改善する事で、メーターには表れない密度感なども同時に改善できます。
そして各種ケーブル類。
私たちNUDE CABLEはこのような現場を何度も見て、お手伝いさせて頂き、そして試作品を皆様に試して頂いております。
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NUDE CABLEは、このようなハードルの高い現場でも結果を出しているからこそ、普段着な音楽でも楽しく演奏出来るのです。
決してプリアンプやコンプでは解決出来ない課題に対して、これからも先端技術と職人技で、みなさまの音楽をサポートさせて頂きます。
「ヌードケーブルを使ったら、演奏後のビールが美味くなった!」
そう言って頂ける様に、今日もせっせと開発、製作させて頂きますのでよろしくお願いします!